初めての開業準備をする中で、物件の決定時が大きな境目になるかと思います。
物件が決まってからは、空家賃(営業してない期間の賃料)の支払いをなるべく短くするため、急ピッチで開業準備をしなくてはいけません。
特に居抜き物件では、工事期間が短く済むという、メリットを活かす事がとても大切です。
その時期になると、業者や什器備品を選定するために調べたり情報集める時間は全くなくなり、よく精査することなく決定することを余儀なくされてしまいます。
もしかしたら、人の勧めるがまま「選択」という作業をしないまま「決定」してしまうため、後に後悔することも増えるでしょう。
ですから、物件の決定前には9割の部分に「選択する為の情報」を集めておくことが必要です。
それでは、どの様なことを物件決定前に行えばよいのでしょうか?
●事業計画書の作成(コンセプト案)
●メニューの草案作成(物件決定後、料金設定するのみにしておく)
●店名の決定(ロゴ作成)
●ホームページのドメイン取得(内容の草案作成)
●内装業者の選定(時間があれば、実際の施工事例を一緒に見に行きましょう)
●求人広告草案・採用活動計画の策定
●印刷物の業者選定・草案作成
●備品・消耗品の仕入先選定・リスト一覧作成
●機器の申込みから導入期間の確認
●カード決済代行会社の申込みから導入期間の確認
●就業規則・給与規定の草案作成
●店舗運営マニュアルの草案作成
●物件契約からオープンまでのタイムスケジュールの作成
と最低限これくらいは決めておくと、物件決定後に落ち着いて開業準備が出来ます。
弊社でも無料にて開業支援を行っておりますが、期間に余裕があるのであれば、多くの情報の中から開業者様に精査して頂き、開業者ご自身で選定し決定して頂くことを進めております。
私も出店の経験がありますが、自分ですることの経験が必ず経営に役立ちます!
独立出店には開業者様の熱い思いと意欲、そして自ら調べ上げ、自身に身につけた出店に関する知識が不可欠です!!