美容室で複数のシャンプー台の設置やエステサロンでシャワールームを設置される店舗は、当然ながらボイラーが必要になります。
ボイラーを設置する際、室内に設置する場合には問題ないのですが、専用使用部分以外に設置する場合は注意が必要です。
たとえば、ビルのベランダや共用部分、又はビルの外部等です。
1フロアー1店舗の物件であっても、共用部分やベランダは専用使用部分に入っておらず、賃料に含まれておりません。
ですから、貸主の承諾を得ずにその様な部分に設置をすると後にトラブルになる可能性があります。
使用を認められてもできるならば、覚書などの書面にて残しておくのが良いでしょう。
また、外部に設置するスペースを確認する際、隣地の敷地境界線を超えては設置できません。
境界線が見えるようになっていれば分かりやすいのですが、物件によっては分かりにくい場合が多いので予め置けるか確認が必要です。
ボイラーやエアコンの室外機等は再度設置場所を移動すると、かなり手間がかかりますのできちんと内覧時に確認しましょう!